精密工学会学術講演会講演論文集
2012年度精密工学会春季大会
セッションID: A75
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セルパターニングのための細胞操作用マイクロマニピュレータアレイの開発(第4報)
機械構造・表面状態の制御による細胞脱離性能の改善
*大原 清孝加藤 啓太永井 萌土柴田 隆行川島 貴弘
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抄録
単一細胞レベルでプロテオーム,トランスクリプトーム解析を行うためには,単一細胞を配列する技術が必要になる.本研究では,単一細胞の配列が可能なマイクロマニピュレータアレイの開発を目標にしている.本報では,細胞の脱離過程の高効率化に取り組む.これまで細胞を吸引捕獲後,細胞が脱離する確率は低かった.これにノズル表面状態の制御を行うことで,脱離性能に与える影響を調査し,高効率に脱離できる手法を確立した.
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© 2012 公益社団法人 精密工学会
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