精密工学会学術講演会講演論文集
2012年度精密工学会春季大会
セッションID: L78
会議情報

振動を付加したタッチパッドの摩擦感の異方性に関する研究(第5報)
触覚異方性の要因となる物理現象
*岡崎 俊郎高木 宏征佐々木 健
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
タッチパッドの操作性の向上のため、触覚からユーザに情報をフィードバックする手法が求められている。本研究では、指で触れている板に水平な非対称振動を加える手法を用いており、この方法により摩擦感の異方性が提示されることを確認している。しかし、触覚異方性の要因となっている物理現象は不明である。本稿では、振動板表面形状や振動波形の特性を変化させ官能評価を行うことで、異方性の要因を明らかにする。
著者関連情報
© 2012 公益社団法人 精密工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top