精密工学会学術講演会講演論文集
2013年度精密工学会秋季大会
セッションID: P20
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血中腫瘍細胞捕捉のための寸法によるファーストスクリーニング
担がんマウス血液からの検出
*岡野 弘聖陶山 敬樹有安 真也鈴木 利宙鈴木 崇弘青木 伸安部 良早瀬 仁則
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抄録
がんの原発巣からがん細胞が血中に漏れだす事が知られている。これらを循環腫瘍細胞(Circulating Tumor Cells, CTC)と呼び、がん転移の大きな要因だと考えられている。決定論的横置換法を用いて大きい細胞を選ぶことにより、CTCの濃縮を試みている。前報では、培養したがん細胞の濃縮を実証した。本報では、がんを発症させたマウスの血液を用いた。300万の血球細胞からCTCが検出されなかった血液から、3000個に1個程度の濃度までCTCを濃縮出来た。
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© 2013 公益社団法人 精密工学会
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