精密工学会学術講演会講演論文集
2013年度精密工学会春季大会
セッションID: H13
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つり下げ電極を用いた放電加工による曲がり穴加工の可能性
*山口 篤岡田 晃
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抄録
放電加工機の主軸に電極球を細い導線でつり下げ,被加工材料を傾斜させることで曲がり穴を加工する技術を考案した.直径5.5 mmの銅タングステン球と直径0.2 mmの銅線を組み合わせた電極で鋼材に直線穴加工を行った場合,深さ30 mm以上の穴を加工することができた.加工中は電極球が振動し,加工粉の排出を促した.被加工材料に種々の傾斜角度を与えたところ,現状で45°までの角度範囲で屈折穴が加工できることが分かった.
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© 2013 公益社団法人 精密工学会
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