精密工学会学術講演会講演論文集
2013年度精密工学会春季大会
セッションID: H16
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高電圧重畳を用いた仕上げ放電加工に関する研究
加工電圧の検出方法の違いが加工特性に及ぼす影響
*名古屋 寛上田 大斗吉田 政弘
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抄録
放電加工の極間制御は極間の加工電圧を検出して行っている.重畳電圧が検出される加工機の加工電源による電圧重畳では,理論的には重畳電圧が高いほど極間距離を狭くする方向に制御し,放電開始直後では放電が不安定になる可能性がある.一方,筆者らが提案する外部電源を用いた電圧重畳では,重畳電圧を加工機が検出しない.そのため,加工開始直後から極間距離が広がるため放電が安定し加工特性が向上した.
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© 2013 公益社団法人 精密工学会
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