精密工学会学術講演会講演論文集
2013年度精密工学会春季大会
セッションID: H19
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亜鉛めっきによるピーリング工具作製の際の添加剤の影響と単発放電による被覆部除去
*斎藤 千弘赤塚 直田辺 里枝伊藤 義郎松原 浩毛利 尚武増沢 隆久
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抄録
微細放電加工用の周囲を融点が低く,除去加工が容易な材料で被覆した「ピーリング工具」を提案し,効率良く被覆する方法として,亜鉛めっきを試みている.ピーリング工具では,微細電極の位置精度(偏心量)と表面粗さの低減が必要である.これまでの研究で,めっき中のpH変動の抑制と,超音波振動の付与が,偏心量と表面粗さの低減に有効であることを示した.そこで,本研究では,更なる精度向上を目的として,一般に電気めっきの際に添加剤として用いられるpH緩衝剤や平滑材などの効果を検討した.さらに,単発放電による被覆部除去を行い, その除去過程を調べた.
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© 2013 公益社団法人 精密工学会
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