精密工学会学術講演会講演論文集
2013年度精密工学会春季大会
セッションID: K37
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NC工作機械の摩擦補正に関する研究(第1報)
加速度がすべり案内の摩擦特性に与える影響
*藤田 智哉長岡 弘太朗
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抄録
NC工作機械の運動精度向上のためには、送り系に生じる摩擦の影響を低減させる必要がある。本研究では、モデルを用いて送り系の摩擦補正を行う。第1報では、すべり案内で支持された送り系を対象とし、テーブルの移動量、速度、加速度などの状態量が、摩擦特性に与える影響を調査した結果を報告する。摩擦解析の結果、運動方向反転時に生じる摩擦力のうち、最大約50%が加速度の影響で変動することが明らかになった。
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© 2013 公益社団法人 精密工学会
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