摩耗の制御によるCFRP切削工具のセルフシャープニングの可能性 摩耗による刃先鈍化プロセスの解明と影響因子の抽出

森川 裕太; 冨永 健太; 前川 覚; 糸魚川 文広; 早川 伸哉; 中村 隆

doi:10.11522/pscjspe.2013S.0.85.0

2013年度精密工学会春季大会

セッションID: B19

DOI https://doi.org/10.11522/pscjspe.2013S.0.85.0

会議情報

主催: 公益社団法人精密工学会

摩耗の制御によるCFRP切削工具のセルフシャープニングの可能性

摩耗による刃先鈍化プロセスの解明と影響因子の抽出

*森川裕太, 冨永健太, 前川覚, 糸魚川文広, 早川伸哉, 中村隆

著者情報

キーワード: 炭素繊維強化樹脂, 切削加工, 摩耗

会議録・要旨集フリー

詳細

抄録

繊維材料の切削加工ではむしれ防止のため通常刃先が鋭利な工具を用いる．しかしCFRPの切削では炭素繊維が硬質なため工具刃先の摩耗・損傷を避けることが難しい．そこでCFRP切削時の摩耗を利用した刃先の鈍化回避手法を提案する．その基礎研究としてCFRP切削時の切削条件や繊維配向方向が工具刃先形状変化に与える影響を調査し，摩耗・損傷過程を明らかにすることで刃先鈍化回避の可能性を考察した．

責任著者(Corresponding author)

J-STAGEへの登録はこちら（無料）