精密工学会学術講演会講演論文集
2014年度精密工学会秋季大会
セッションID: K20
会議情報

摩擦攪拌形バニシングによる改質層の切削にすくい角が与える影響
*山田 悠介高田 義正笹原 弘之
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
摩擦攪拌形バニシングとは,高速回転する工具で金表面を擦過し,塑性ひずみと摩擦熱を与えることで表面を硬化させる技術である.しかし,加工後に表面粗さが大きくなる問題点がある.そこで本研究では、摩擦攪拌形バニシングによって創生された改質層を正のすくい角と負のすくい角をもった工具を用いて切削した。その結果、改質層を残しつつ加工面の表面粗さが小さくし、かつ圧縮残留応力を付与できることが明らかになった。
著者関連情報
© 2014 公益社団法人 精密工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top