精密工学会学術講演会講演論文集
2015年度精密工学会秋季大会
セッションID: E38
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探針誘起ラマン分光法によるCNTの2Dバンド解析
*チュアンチャイヤクル ソンポル矢野 剛史コークランーン ガモンチャノッククルコウフスキ パウエル赤井 恵齋藤 彰桑原 裕司
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抄録
ラマン散乱分光法は、CNTやグラフェンなど2次元炭素材料の研究において重要な役割を担ってきた。その中でも2Dラマンモードは、対象物の層数、歪、欠陥等の情報を含んでいることがよく知られている。本研究では、あらたに立ち上げた探針誘起ラマン分光法(TERS)を用いて、表面に担持したCNTの局所振動解析を行い、特に2Dバンドを解析することにより、CNT間相互作用を明らかにした。
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© 2015 公益社団法人 精密工学会
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