精密工学会学術講演会講演論文集
2015年度精密工学会秋季大会
セッションID: E39
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微空間での熱収支を利用した平滑面欠陥検出に関する研究
10nm級サイズ欠陥との接触検知シミュレーション実験
*松野 優紀大場 裕太清水 裕樹高 偉
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抄録
本研究では,マイクロサイズの熱検知素子を平滑面に近接し,微空間での熱収支変化を検知して微小欠陥を検出する手法を提案している.本講演では,熱検知素子の高感度領域を測定面に最近接させる素子プロファイルを実現するための素子作成プロセスを検討するとともに,先端径が10nm級サイズのAFMプローブを用いて欠陥検出シミュレーション実験を試み,素子の基礎特性を評価した結果を報告する.
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© 2015 公益社団法人 精密工学会
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