精密工学会学術講演会講演論文集
2015年度精密工学会秋季大会
セッションID: F38
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プラスチック射出成形におけるバリ発生評価金型
*村田 泰彦井上 智貴藤林 智成
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抄録
バリは、プラスチックの射出成形品において発生する欠陥の一つである。著者の一部らは、バリの発生機構を検討するためのバリ発生評価金型を開発した。本金型では、成形工程中の任意のタイミングにおいて、任意の量だけ金型分割面に隙間を生成させることができる。本金型を用いて、エンジニアリングプラスチックであるポリアセタールPOMとポリアミドPA6、ポリカーボネートPCにおいて、金型分割面の隙間量や保持圧力を変化させた場合のバリ発生挙動の検討を行った。その結果、すべての樹脂において、保持圧力が高く、また、隙間量が大きくなるほど、二次バリの長さが増加し、また、隙間の生成開始時間が遅れるほど、二次バリの長さが減少することが明らかとなった。さらに、樹脂の結晶化速度の違いが、二次バリ長さに影響をもたらすことも明らかとなった。
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© 2015 公益社団法人 精密工学会
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