主催: 公益社団法人精密工学会
静岡理工科大 理工学部 機械工学科
S.N.技術研究所
三菱電機 名古屋製作所 放電製造部
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これまでの研究で、超硬合金の電解加工における最大の問題の一つであるCoの過剰な溶出現象を防ぐために、電解液中のCoイオンを増し、両極性の電流により加工することが効果的である可能性が示された。しかし、これまでの研究は電解液のフラッシングを行わないビーカーテストであったため、加工したCoが工作物マイナスの極性のときに再析出する問題があり、加工現象を十分に議論できなかった。本報告では、電解液のフラッシングを行い、その加工品質、加工速度への影響について議論する。