精密工学会学術講演会講演論文集
2016年度精密工学会秋季大会
セッションID: F14
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ファイバーレーザによるレーザ焼結での低温造形時に生ずる密度の形状依存性
*山内 友貴木暮 尊志新野 俊樹
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抄録
ファイバーレーザによる低温造形は,粉末の熱劣化を抑えつつ,材料の選択肢を広げ,かつ微細な形状を造形できる.一方で特有の現象が生じ,造形物の密度低下が問題となっている.本研究ではレーザ照射時の面積に着目し,試料の密度との関係を調査した.レーザ照射の面積が広くなるほど試料の密度は向上し,その傾向は通常の造形よりも顕著となった.照射面積に対する依存度は,今回の範囲で6%程度低温造形が高くなった.
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© 2016 公益社団法人 精密工学会
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