精密工学会学術講演会講演論文集
2016年度精密工学会秋季大会
セッションID: I08
会議情報

三次元計測点群を用いた大型構造物の劣化診断
*篠崎 有希鈴木 晶也増田 宏
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
高炉の炉壁を構成するレンガ等は長年の運用により付着物や損耗が発生する.その劣化診断は目視で行われてきたが,作業の効率化のためにはレーザスキャナによる点群が有用である.しかし,点群による劣化判定においては,建造時の壁面が完全な平面や円柱ではないことに起因する基準曲面との差異を,劣化として誤検出してしまう可能性がある.そこで本研究では,建造時の壁面のうねりや歪みに影響されにくい劣化検出法を提案する.
著者関連情報
© 2016 公益社団法人 精密工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top