精密工学会学術講演会講演論文集
2016年度精密工学会春季大会
セッションID: G37
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小径内面研削における砥石の高周速化の効果
*小川 徹高木 純一郎福山 修
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抄録
小径の内面研削は問題点が多く加工精度に大きく繋がるため、現場では熟練者に頼っているのが現状である。そのため作業者の技能に依存しない定量的な加工技術、条件の確立が必要である。本研究では「砥粒の破砕を制御するツルーイング法」を用い、強制的に微小破砕を生成させ砥石の切れ味を向上させることで高精度な面粗さを達成できた。現在は砥石回転数を2倍に上げツルーイング精度の影響を検討し、より短時間での加工を目指す。
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© 2016 公益社団法人 精密工学会
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