精密工学会学術講演会講演論文集
2016年度精密工学会春季大会
セッションID: H31
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コアピン駆動法によるウェルド部強化手法に関する研究
*菱田 智大茂木 淳志福島 祥夫須田 高史村田 泰彦黒瀬 雅詞河村 優生
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抄録
プラスチック射出成形品における代表的な成形不良であるウェルドラインは、外観不良や強度不足などの原因となる。著者らは、金型内に樹脂を充填後、凝固完了前にコア層を強制流動させるコアピン駆動法を提案しており、この手法により引張強度などが向上する結果を得ている。本研究では、強制流動によりウェルドラインを拡散移動させることでウェルド部位の改善効果が得られていることを明らかとした。
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© 2016 公益社団法人 精密工学会
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