精密工学会学術講演会講演論文集
2016年度精密工学会春季大会
セッションID: I15
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オーステナイト系ステンレス鋼の壁面部における正面フライス切削特性
*児玉 紘幸奥田 孝一橋野 慶介
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抄録
本研究では,オーステナイト系ステンレス鋼(JIS SUS316LNH)の正面フライス壁面加工に頻発する工具の欠損の原因について明らかにする.実験では切削速度,一刃あたり送り量,切り込み量を変化させながら加工を行った.その結果,壁面加工時の終期において,切りくずの厚みと長さが変化した場合,初期の切削抵抗と比較して2倍ほど上昇していることがわかった.低切り込み,高送り条件により,工具の長寿命化につながることがわかった.
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© 2016 公益社団法人 精密工学会
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