精密工学会学術講演会講演論文集
2017年度精密工学会秋季大会
セッションID: B62
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インコネル718切削加工における超硬工具の損傷に及ぼす凝着物の寸法の影響
*宋 小奇高橋 幸男伊津井 裕人石川 広希井原 透
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抄録
難削材であるNi基耐熱合金は,熱伝導率が低く,超硬工具材との親和性が高いため凝着現象が激しくなることから,工具寿命を考慮し低切削速度にて切削加工されることが多い.本研究では工具すくい面に生じた構成凝着層の保護作用を積極的に利用することを考え,Inconel 718を被削材とし構成凝着層の発生条件とそれらが工具摩耗の抑制に与える影響を調査した.また,工具刃先断面の観察から凝着物の寸法と工具損傷との関係について考察した.
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© 2017 公益社団法人 精密工学会
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