精密工学会学術講演会講演論文集
2017年度精密工学会秋季大会
セッションID: H37
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レーザ焼結における余剰焼結に影響を与える支配要素に関する考察
*山内 友貴木暮 尊志新野 俊樹
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抄録
レーザ焼結では,レーザによって供給された熱が部品以外の場所にも伝達し,粉末材料が部品周辺に意図せず溶着する.この現象は余剰焼結と呼ばれ,その量は予測が困難で,加工の微細性を低下する主要因となっている.筆者らは,余剰焼結発生の支配的な要因を調査した.その結果,粉末床の温度を下げることで等方的に減少し,走査方向にはレーザの出力,走査方向に直角な方向には,走査間隔の影響が支配的であることがわかった.
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© 2017 公益社団法人 精密工学会
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