抄録
近年,有機・高分子・生体材料のマイクロパターニングにおいて,さらなる微細化への要求が高まっている.エレクトロスプレーデポジション(ESD)法とステンシルマスクを組み合わせた手法は,これらの材料を広範囲かつ精密にマイクロパターニングすることができる.しかし,ステンシルマスクにおいて,穴のナノ加工は難しく,また,粒子が詰まる可能性も高いため,微細化には限界がある.本報では,ESD法の帯電粒子を静電レンズのように集束し,穴よりも小さいパターンを形成可能なステンシルマスクを提案し,その作製プロセスについて報告する.