精密工学会学術講演会講演論文集
2017年度精密工学会春季大会
セッションID: D43
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線度器の支点位置に関する検証(Ⅰ)
Bessel点
*谷村 吉久
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抄録
長さを測る線度器に対してBessel点支持が推奨され、全長Lと支点間lの割合をl/L=0.5594とすれば、撓みによる長さの変化量を最小にして正確な測長ができると言われている。しかし、その理論解析が明白になっていない。本稿では材料力学を基に線度器の支点位置を検証した。Bessel点支持の例として以前のメートル原器の長さ変化量を計算した結果、-0.8 nmと言う値を得た。
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© 2017 公益社団法人 精密工学会
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