精密工学会学術講演会講演論文集
2017年度精密工学会春季大会
セッションID: D45
会議情報

分長の考え方を応用した真直形状測定に関する研究(第2報)
ラージスケールとショートスケールの形状測定の組み合わせ
奥山 栄樹*根田 康平
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
案内面移動誤差と表面形状を分離する多くの誤差分離法が提案されている。近年、長尺物の表面形状測定が必要とされているが、サンプリング点数が大きくなると偶然誤差の影響が大きくなる。かつて、長い間隔の目盛から短い間隔の目盛を作るために分長という高精度維持法が用いられていた。著者らはこの考え方を表面形状測定に応用し既に解析を行った。本報では実験を行い提案する方法が誤差伝播を減少させるのに有用であると示した。
著者関連情報
© 2017 公益社団法人 精密工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top