精密工学会学術講演会講演論文集
2017年度精密工学会春季大会
セッションID: H15
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三次元計測点群を用いた大型構造物の劣化診断(第2報)
*篠崎 有希小平 圭佑鈴木 晶也増田 宏
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キーワード: 点群, 差分検出, 劣化診断
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抄録
高炉の炉壁を構成するレンガなどでは,長年の運用により付着物や損耗が発生する.劣化診断の効率化には,レーザスキャナによる点群が有用である.しかし,点群による劣化判定においては,建造時の壁面が完全な平面や円柱ではないことに起因する基準曲面との差異を,劣化として誤検出する可能性がある.本報では自由曲面の当てはめにより生成した基準面を用い,建造時の壁面のうねりや歪みに影響されにくい劣化検出法を提案する.
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© 2017 公益社団法人 精密工学会
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