精密工学会学術講演会講演論文集
2018年度精密工学会秋季大会
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研磨加工における工具周速ゼロ点近傍での加工のモデル化に関する研究
スラリーの観察実験
*井原 基博ブカン アントニー
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p. 273-274

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抄録

研磨加工における除去量の時間依存性をあらわす式としてPrestonの法則が広く知られている.著者らは前報で,遊離砥粒の場合工具周速ゼロ点でPrestonの法則が成り立たないことを明らかにした.本研究では,工具周速ゼロ点で砥粒がランダムに運動し材料を除去するという仮説を立て,検証のために砥粒の運動を直接観察した.その結果,砥粒が工具と同じ回転角速度で同心円状の軌道上を運動することがわかった.

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© 2018 公益社団法人 精密工学会
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