主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2018年度精密工学会秋季大会
開催地: 函館アリーナ
開催日: 2018/09/05 - 2018/09/07
p. 323-324
電解加工においては、数ミリ秒の間に極間を気泡が満たす。そのような気泡は電流密度の低下や電流密度分布の偏りを招き、加工精度を損なう。従来の電解加工では、電解液の強制流動により気泡を除去していたが、電解液の流れは温度、気泡分布の偏りを生じギャップを不均一にすることがある。したがって、静止液中でも電解溶出が発生することが望ましい。本研究では、工具電極の高速ジャンプを気泡排出手段として用いる方法を試みた。