精密工学会学術講演会講演論文集
2018年度精密工学会春季大会
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レーザ照射によるガラス内部での金属球の移動メカニズムに関する研究
*西岡 宣泰比田井 洋史松坂 壮太千葉 明森田 昇
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p. 35-36

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抄録

ガラス内部へ金属球を導入し,移動させる手法として,ガラス裏面に吸収材として金属箔を付着させ,連続発振レーザを照射するCW-LBIが提案されている.CW-LBIにおいて,金属球の挙動を理解するため,高速度カメラにより観察を行った.その結果,レーザのパワー密度が高い場合,強い発光および有色の軌跡を伴い,最高で速度39mm/sで移動した.一方,パワー密度が低い場合,微弱な発光および透明な軌跡を伴い,低速移動することを確認した.

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© 2018 公益社団法人 精密工学会
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