精密工学会学術講演会講演論文集
2018年度精密工学会春季大会
会議情報

血液検査パッチを目的とした採血用マイクロニードルの開発(第2報)
*黒川 祥太郎高間 信行金 範埈
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 525-526

詳細
抄録

迅速かつ低侵襲な血液検査センサーパッチ実現のため,より実用的な採血用マイクロニードルの開発を目的に,生分解性かつ多孔質の素材によるマイクロニードルを提案した。多孔質材料の採血性能を確認する実験の結果,孔径30~60μm,ソルトリーチング法による多孔体では,空隙率50%以上で血液中の液体成分を透過できることが確認されたが,固体成分を用いた検査には導入困難であることも示唆された。

著者関連情報
© 2018 公益社団法人 精密工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top