精密工学会学術講演会講演論文集
2018年度精密工学会春季大会
会議情報

病理診断用プレパラート作製におけるパラフィン試料の薄切機構の検討
*大村 徹吉野 雅彦南條 博中村 竜太赤上 陽一
著者情報
キーワード: 病理, 薄切, 二次元切削
会議録・要旨集 フリー

p. 937-938

詳細
抄録

病理診断にはパラフィンに包埋した生体組織を薄切し、その薄切片をスライドガラスに貼り付けプレパラートを作製することが必要である。薄切は切取り厚さ数μmの二次元切削であり、その機構や薄切片の受けるひずみについて不明な点が多い。そこで本研究では薄切機構を詳細に検討することを目的としている。本報告では開発した薄切実験装置を用いて測定した切削データおよび薄切片の形態に及ぼす切削条件の影響について報告する。

著者関連情報
© 2018 公益社団法人 精密工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top