主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2019年度精密工学会秋季大会
開催地: 静岡大学
開催日: 2019/09/04 - 2019/09/06
p. 332-333
圧電体の材料定数の算出には共振点付近のアドミッタンス曲線より求める共振反共振法が通常用いられる。しかし、先行研究において圧電d定数が共振反共振法による測定値と正圧電効果、逆圧電効果での測定値で異なることが示されている。本研究では、エネルギー変換の度合いを示す指標である電気機械結合係数k2に注目し、IEEEの定める定義に従って正圧電効果におけるk2を測定できる装置を製作して実際に測定を行った。