精密工学会学術講演会講演論文集
2019年度精密工学会秋季大会
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正圧電効果における電気機械結合係数k2のIEEE Standardの定義に基づいた測定
*岩崎 晃森田 剛
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p. 332-333

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抄録

圧電体の材料定数の算出には共振点付近のアドミッタンス曲線より求める共振反共振法が通常用いられる。しかし、先行研究において圧電d定数が共振反共振法による測定値と正圧電効果、逆圧電効果での測定値で異なることが示されている。本研究では、エネルギー変換の度合いを示す指標である電気機械結合係数k2に注目し、IEEEの定める定義に従って正圧電効果におけるk2を測定できる装置を製作して実際に測定を行った。

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© 2019 公益社団法人 精密工学会
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