精密工学会学術講演会講演論文集
2019年度精密工学会秋季大会
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電磁アクチュエータを用いた高速・高分解能インチワーム
駆動周波数の向上
*青山 京太郎大岩 孝彰朝間 淳一
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p. 451

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抄録

本研究では電磁アクチュエータと2つの電磁クランプを用いたインチワーム機構を提案している.また縮小率が可変である変位縮小機構を用いることで,高分解能と高速度の両立を達成する.本報では,更なる高速度を目指し電磁アクチュエータの出力向上および可動部の軽量化を行なった.その結果,固有振動数が高まり駆動周波数が70Hzから110Hzへ増加した.性能評価では位置決め分解能50nmを維持しながら駆動速度が1.4倍である25mm/sを達成した.

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© 2019 公益社団法人 精密工学会
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