精密工学会学術講演会講演論文集
2019年度精密工学会秋季大会
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IBAD法による窒化炭素膜の作製に及ぼす加速電圧の影響
*田中 一平原田 泰典
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キーワード: 窒化炭素, IBAD, PVD
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p. 7-8

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抄録

窒化炭素はダイヤモンドを凌ぐ硬度を有する可能性がある材料である.本研究はイオンビーム支援蒸着報を用いてg-C 3N4を蒸着原料に用いて,窒化炭素の作製に及ぼすイオンビームの加速電圧の影響について検討した.硬質窒化炭素の蒸着原料にg- C 3N4を用いたイオンビーム支援蒸着法によって窒化炭素の作製を行った.加速電圧は200~1000Vと変化させた.得られた窒化炭素膜は窒素濃度が20~40%と高窒素含有率を示し,20GPa以上の硬度を示した.

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© 2019 公益社団法人 精密工学会
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