主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2019年度精密工学会春季大会
開催地: 東京電機大学
開催日: 2019/03/13 - 2019/03/15
p. 280-281
電解槽が不要で電解液の飛散がなく,腐食性のある電解液の取扱いを容易にする吸引工具が提案されている.吸引工具は電解液領域を工具下に制限するが,チタン合金の走査電解加工では制限する電解液領域の大きさによって加工性状が異なる.電解液下となる加工痕周囲の表面に変色が見られ,その大きさは電解液領域と等しい.そこで,加工後の表面の分析を行うことで,加工性状が異なる原因を詳しく調査した.