精密工学会学術講演会講演論文集
2019年度精密工学会春季大会
会議情報

蛍光プローブを用いたナノ粒子粒径計測に関する研究
第5報 蛍光プローブを標識したナノ粒子の並進拡散時間評価
*草場 博喜林 照剛黒河 周平赤星 圭将
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 302-303

詳細
抄録

現在,シングルサイズナノ粒子の正確な粒子径を計測できる方法が求められている.本研究では蛍光相関分光法を用いて粒子の並進拡散時間を測定し並進拡散係数を導出,アインシュタイン・ストークスの式から拡散係数相当径を求める.本稿では粒子数に基づく平均粒径を算出するために蛍光プローブのナノ粒子への標識手順や自己相関関数のフィッティング法を試行し,その結果を比較,考察した.

著者関連情報
© 2019 公益社団法人 精密工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top