主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2019年度精密工学会春季大会
開催地: 東京電機大学
開催日: 2019/03/13 - 2019/03/15
p. 560-561
現在,生体細胞や組織切片などの標本に関して核や細胞質における部位は色素染色し,光学顕微鏡で可視化する手法が広く用いられている.しかしながら,色素染色は毒性の影響や光学顕微鏡の分解能の制限などがある.本研究では、走査型イオン伝導顕微鏡を用いて生体組織の部位についてその帯電分布を直接可視化することで観察する手法を提案する.本手法は光学顕微鏡よりも高分解能で色素染色なし(ラベルフリー)で観察可能である.