精密工学会学術講演会講演論文集
2019年度精密工学会春季大会
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フェムト秒レーザを用いたレーザ誘起湿式改質処理によるチタン表面へのCa/P含有層の創成と被処理面の細胞適合性に及ぼすその影響
*高嶋 みなみ江面 篤志片平 和俊小茂鳥 潤
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キーワード: フェムト秒レーザ
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p. 582-583

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抄録

チタンは骨と結合する特性があるため,人工歯根などのインプラントに多く用いられている.その際,新生骨生成を促進し細胞応答性を向上させるためにCa/Pイオンが有効である.そこで本研究ではCa/P元素を含有した溶液中にチタン材料を浸漬し,レーザ照射処理を施すことによって表面に微細構造を形成し,同時にイオン含有層を形成させることを試みた.また,この改質層が細胞適合性に及ぼす影響について検討を加えた.

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© 2019 公益社団法人 精密工学会
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