主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2019年度精密工学会春季大会
開催地: 東京電機大学
開催日: 2019/03/13 - 2019/03/15
p. 582-583
チタンは骨と結合する特性があるため,人工歯根などのインプラントに多く用いられている.その際,新生骨生成を促進し細胞応答性を向上させるためにCa/Pイオンが有効である.そこで本研究ではCa/P元素を含有した溶液中にチタン材料を浸漬し,レーザ照射処理を施すことによって表面に微細構造を形成し,同時にイオン含有層を形成させることを試みた.また,この改質層が細胞適合性に及ぼす影響について検討を加えた.