精密工学会学術講演会講演論文集
2019年度精密工学会春季大会
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改良型外乱オブザーバを用いた象限突起抑制のためのゲイン調整法
*大橋 智史柴田 均二見 茂佐藤 隆太
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p. 611-612

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抄録

運動制御分野における外乱抑制方法の一つに外乱オブザーバがある.外乱オブザーバは象限突起補正にも有効であるが,その性質上、象限突起発生後に逆方向に偏差が発生する.逆方向偏差は,例えば外筒加工においては削りすぎの原因となる.本研究では逆方向偏差を抑制可能な改良型外乱オブザーバと,そのゲイン調整法を提案し,その有効性をリニアモータと8条リニアボールガイドからなる送り駆動系を用いた実験にて確認した.

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© 2019 公益社団法人 精密工学会
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