主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2019年度精密工学会春季大会
開催地: 東京電機大学
開催日: 2019/03/13 - 2019/03/15
p. 640-641
Nb-Ti合金は、極めて低い細胞毒性を有する元素からなり、人骨に近いヤング率を持つため、インプラント材として優れた特性を有する。しかし、Nb-Ti合金は熱伝導率が低く溶着性が高いため,工具寿命が短くなる。本研究では、丸駒チップを用いたNb-Ti合金の切削加工によりダイヤモンド被覆工具の切削性能を検討し,ダイヤモンド被覆工具の使用による工具寿命の延長と、ダイヤモンド切れ刃の鋭利化により切削性能が向上するという結果を得た。