精密工学会学術講演会講演論文集
2020年度精密工学会秋季大会
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セットベース設計手法を用いた射出成型品の反りと冷却時間の同時満足設計
成型金型における冷却管の直径、本数、位置の範囲解
*石川 晴雄福永 泰大
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p. 57-58

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抄録

射出成型製品の代表的性能として反りと冷却時間がある。相反性能であるこれらの性能を達成するには金型内の冷却管の設計が重要である。本研究では熱可塑性樹脂の成型に関して、モールドフローソフトとセットベース設計(PSD)手法を用いて、反りと冷却時間の2性能を同時に満足する冷却管の直径、本数、製品までの距離の3影響因子の範囲解を求めた。結論としてPSD手法の有用性が示された。

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© 2020 公益社団法人 精密工学会
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