主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2020年度精密工学会秋季大会
開催地: オンライン開催
開催日: 2020/09/01 - 2020/09/07
p. 57-58
射出成型製品の代表的性能として反りと冷却時間がある。相反性能であるこれらの性能を達成するには金型内の冷却管の設計が重要である。本研究では熱可塑性樹脂の成型に関して、モールドフローソフトとセットベース設計(PSD)手法を用いて、反りと冷却時間の2性能を同時に満足する冷却管の直径、本数、製品までの距離の3影響因子の範囲解を求めた。結論としてPSD手法の有用性が示された。