主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2020年度精密工学会春季大会
開催地: 東京農工大学
開催日: 2020/03/17 - 2020/03/19
p. 167
酵素は、生体に必須な役割を果たすだけでは無く病理検査等に活用され、社会貢献度も高い一方で、その長い反応時間が課題である。本研究は、私たちが開発している電界撹拌技術を新たに酵素反応に適応させ、迅速反応系の確立を目指す。これまで、この電界撹拌技術を、ヒト培養細胞を用いた抗原抗体反応に適用することで、反応時間を1/6程度とすることが可能となった。今後はこれらの知見を基盤として酵素反応の迅速化を行いたい。