精密工学会学術講演会講演論文集
2020年度精密工学会春季大会
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LiDARの反射輝度を利用した腐食箇所の検知方法に関する検討
*小野 善将辻 聡安倍 次朗野口 栄実安部 淳一
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キーワード: 点群, 腐食検知, LiDAR
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p. 220-221

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抄録

施設の異常の一つである金属の腐食に対し、カメラで撮影したRGB画像を元に腐食箇所を自動判定する手法が広く研究されている。RGB画像は環境光に依存するため、その対策を講じる必要があり、更に人の少ない夜間に取得不可である。そこでRGB情報を利用しない、LiDARの反射輝度を用いた腐食箇所を検知する手法を提案する。本稿では、腐食箇所の検知方法の説明に加え、夜間に老朽化施設を撮像したデータに対し、腐食箇所の特定に成功した結果を報告する。

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© 2020 公益社団法人 精密工学会
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