精密工学会学術講演会講演論文集
2020年度精密工学会春季大会
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切断加工における作業者特性のデジタル化に関する研究
*近藤 康雄三宅 陽治
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p. 530-531

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抄録

丸鋸切断において,作業者が丸鋸に加えた力の変化をデジタルデータとして取り出す技法を提案した。作業者が感覚的に作用させている力の大きさと実際の力の大きさの関係が定量的に認識できると、訓練を繰り返すことで,速やかに掛けるべき力のレベルが体得でき、作業中に無意識に現れる細かな癖を発見することもできた。このように,道具や工具に作用した力の計測によって技能習得をスピードアップできれば,IoTを活用した技能継承システムへの貢献も期待できる。

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© 2020 公益社団法人 精密工学会
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