精密工学会学術講演会講演論文集
2021年度精密工学会秋季大会
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卵円孔開存の新規治療デバイスとしてのマイクロニードルパッチの開発
*浅見 泰雅中西 樹堺谷 泰成田中 篤加藤 暢宏
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キーワード: マイクロニードル
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p. 257-258

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抄録

卵円孔開存閉鎖治療においては、カテーテル治療にて金属製のメッシュを用いて卵円孔を閉鎖する。術後、患者は血栓形成を予防するため、生涯にわたりワーファリンを服用する必要がある。患者のQOLの向上のため、新たな治療法が求められている。本研究では新たな治療デバイスとして両面に微細針を有するマイクロニードル(MN)シートを提案し、先行研究の止血用MNの改良により、両面に微細針を有するMNパッチの作製と評価を試みた。

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© 2021 公益社団法人 精密工学会
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