精密工学会学術講演会講演論文集
2021年度精密工学会秋季大会
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超音波振動切削による表面テクスチャ創成技術と有用性の評価(第2報)
起動摩擦の評価
*日向寺 柾櫻田 陽原 圭祐河野 大輔田浦 裕生辻 尚史磯部 浩已
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p. 301-302

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抄録

超音波振動を工具刃先に援用することで,振動する切れ刃の運動軌跡が加工面に転写され,表面テクスチャと称される微小かつ周期的な凹凸が創成される.本研究では,ピンオンディスク試験を実施することで,超音波振動切削により創成された表面テクスチャの有用性を評価する.本報では,起動摩擦に着目しピンオンディスク試験を行った.結果,表面テクスチャの無い面に比べ摩擦係数の変動が少なくなることを確認した.

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© 2021 公益社団法人 精密工学会
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