精密工学会学術講演会講演論文集
2021年度精密工学会秋季大会
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畜産牛のルーメン内におけるpHセンサ電極の性質変化の検証
*下段 千尋岡田 浩尚宗田 吉広澤田 浩高松 誠一伊藤 寿浩
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p. 356-357

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抄録

牛のルーメン(第一胃)のpHを自動測定し,健康管理する試みが行われている.本研究では、長期的な測定に向けて,ルーメン内でのセンサの電極ごとに性質変化を理解することを目的とした。pHセンサの参照電極とガラス電極とを別々に畜産牛のルーメンに4か月間留置し,参照電極の電位上昇と濃度変化,ガラス電極の指示値と感度変化を測定した。この結果は,今後,安定した測定が可能なルーメンセンサデバイスを開発するのに役立つ.

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© 2021 公益社団法人 精密工学会
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