精密工学会学術講演会講演論文集
2021年度精密工学会秋季大会
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振動援用切削による表面テクスチャの摩擦特性(第6報)
境界潤滑におけるすべり速度の影響
*山本 武幸清水 淳周 立波小貫 哲平尾嶌 裕隆金子 和暉
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p. 484-485

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抄録

切込み深さ方向に工具を切削させる方式による振動援用切削で作成した複数の面積密度を有するテクスチャ表面が境界潤滑条件下のすべりに及ぼす影響を評価した.本報では,少ない条件ではあるが,すべり速度とテクスチャ面積密度が境界潤滑形態に及ぼす影響を調べた.その結果,すべり速度が増すと,より低い面積密度からでも潤滑特性を向上させられるようになることがわかった.

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© 2021 公益社団法人 精密工学会
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