精密工学会学術講演会講演論文集
2021年度精密工学会秋季大会
会議情報

カラーイメージングによる表面粗さ推定に関する研究
品質工学を用いた測定系の最適化
*中野 雅晴太田 幸宏
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 594-595

詳細
抄録

表面性状の品質評価で使われている官能検査(目視や触診)は,検査時間が短い一方で,専門技能を有する検査員が必要で,定量評価が難しい.本研究では,2次元色彩計等で試料表面の色を高精度にイメージング測定することで,巨視的な表面粗さの違いを短時間で定量測定する方法の確立を目指している.本報告では,品質工学のパラメータ設計手法を用いて色彩測定に影響を与える因子を調べ,測定系を最適化した結果について報告する.

著者関連情報
© 2021 公益社団法人 精密工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top