精密工学会学術講演会講演論文集
2021年度精密工学会春季大会
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親疎水面塗分けを施したプローブを用いた液架橋力制御によるマニピュレーション手法の有効性検証
*北瀬 雄士田岡 祐樹齊藤 滋規
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p. 535-536

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抄録

本研究の目的は,複数液架橋配置によって面全体に応力を分散させ対象物を把持可能とする液架橋マニピュレーションにて,親疎水面塗分けを施したプローブを用いた液架橋力制御によって,大面積の薄いガラスやフィルムを操作する手法を開発することである.具体的には,各ノズルの周りを親水面および疎水面にて液体の接触角が変化するように塗分け,液架橋の形状変化によって液架橋力を制御し,把持・離脱が可能であることを示す.

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© 2021 公益社団法人 精密工学会
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