主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2021年度精密工学会春季大会
開催地: オンライン開催
開催日: 2021/03/16 - 2021/03/22
p. 631-632
表面粗さの評価にはローパスフィルタが必須である.近年,スパイク等の外れ値が含まれても形状成分やうねり成分を問題なく抽出できる,ロバストフィルタの開発が進んでいる.筆者らは,離散型フィルタをベースに,ロバスト推定法を組み合わせることで,高速M推定型やL1ノルム型,L2ノルム型のロバストフィルタを提案してきた.今回はカット付最小2乗法であるL2ノルム型の,カット幅の違いによる特性変化を検証したので報告する.