精密工学会学術講演会講演論文集
2021年度精密工学会春季大会
会議情報

離散型L2ノルムロバストフィルタのカット幅の検証
*近藤 雄基山口 雄大吉田 一朗沼田 宗敏椿 浩也輿水 大和
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 631-632

詳細
抄録

表面粗さの評価にはローパスフィルタが必須である.近年,スパイク等の外れ値が含まれても形状成分やうねり成分を問題なく抽出できる,ロバストフィルタの開発が進んでいる.筆者らは,離散型フィルタをベースに,ロバスト推定法を組み合わせることで,高速M推定型やL1ノルム型,L2ノルム型のロバストフィルタを提案してきた.今回はカット付最小2乗法であるL2ノルム型の,カット幅の違いによる特性変化を検証したので報告する.

著者関連情報
© 2021 公益社団法人 精密工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top