精密工学会学術講演会講演論文集
2021年度精密工学会春季大会
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顔料分散パターンへのパルスレーザ照射を用いたトランスフェクション法の開発
*松村 優基服部 蓮Mohan Loganathan沼野 利佳柴田 隆行永井 萌土
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p. 747-748

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抄録

オプトポレーション法は光を利用した細胞内デリバリ技術であり,ウイルスを用いた方法に比べて安全性が優れる.これまで顔料を分散したSU-8マイクロパターンを用い,レーザ誘起衝撃波が発生することを確認した.今回それを発展させ,HeLa細胞のトランスフェクションを実現した.異なるレーザエネルギにて,GFP遺伝子をコードするプラスミドDNAの細胞内導入実験を行い,緑色蛍光を観察して遺伝子発現効率を評価した.

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© 2021 公益社団法人 精密工学会
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